唱歌「富士の山」をご存知ですか?
私が子供のころは、小学校の授業で習い、歌い、今も身体に染み付いている歌です。
そんな歌を「知らない」という人がいたので、 Twitter でアンケートを取ってみました。
もしかして、唱歌「富士の山」は静岡県だけに普及しているのか・・・?
そういえばこの前、静岡県外の人は唱歌「富士の山」を知らないってことに驚いたんだけど、静岡県以外の人で知ってる人どのくらいいるのかな。
— 神楽 楓🐗mokeco. (@mokeco_) March 25, 2016
唱歌「富士の山」を・・・
- 知ってる(静岡県外) 21%
- 知らない(静岡県外) 72%
- 当然知ってる(静岡県内) 6%
- えっ・・・※知らない(静岡県内) 0%
1週間のアンケートの結果、8RTで47票とそこそこの人数が回答してくださいました。
回答条件をしっかり明記していなかったので、
「静岡県外」の方の中には出身が静岡県だったり、知ってる(静岡県外)の中には山梨県出身・在住だったりする方もいるかもしれませんが、静岡県外の大半の方が「知らない」という結果に。
逆に、「静岡県内」で知らないという回答はゼロでした。
「静岡県内」を除いた投票率は出していませんが(計算が面倒なので・・・)、
これはまあ、静岡県のみに伝わる唱歌と考えていいのでしょうか。
この歌に関する文献などの資料は一切調べていないのですが、ちょっと意外でした。
「日本一の山」と歌っているくらいだから、全国に伝わる歌だと思っていたなぁ。
唱歌「富士の山」ってどんな歌?
はい、こんな歌です。聞いたことありませんか?
出典:I.Love.Japan
メロディ信号もある!
この歌は静岡県内のスクランブル交差点などの歩行者用信号でメロディ信号として使われています。
iPhone5 を両腕で頭上に持ち上げて撮影しました。映像がブレブレでごめんなさい。
いろいろなバリエーションがあって、特に静岡駅南口のロータリーの信号は前奏(?)から入るというのが特徴的。
一般的なのは、動画の中で続いて入っている「沼津高島郵便局北側」の信号。この信号は音録りに20分程度、何テイクか重ねましたが、その中でも少しずつ青信号の長さが違うのがわかります。
最初に入っているのは17時30分以降のテイク、2番目と3番目はそれよりも前のテイクです。
「富士は日本一の山」の「ふ」で切れていたり、「富士は日本一」で切れていたり、「富士は日本」で切れていたり・・・。
小学校の頃に、「信号の長さは信号局の人が手動で変えている」と先生から教わった記憶がありますが、もしかしてそれは本当なのかも?と思ってしまうようなタイミングで信号が変わります。(子どもの頃は、モニター越しに街の様子を見て切り替えボタンを押して信号変えてるのかと思ってた)
「日本一」と「日本」の秒数の違いで、何か交通の便に影響してくるのでしょうか・・・。
そんなわけで・・・
なんだか、唱歌よりも信号の方に話題がシフトしてしまいましたが、ちょっとした興味から、意外な発見をした一件でした。
日本の皆さん、これを機に唱歌「富士の山」をぜひ覚えてみませんか!?
初出が数年前の記事に反応して恐縮ですが…
実は同じ疑問をずっと抱いていた者です。
私は東京都出身ですが、この曲は知っています。恐らく学校で習ったと思います。
ですが、成人して仕事上で知り合った関西の方々は知らないようでした。
それまでは日本国民の第二の国歌くらいに思っていましたけれど…
思うに、富士山を頻繁に見ることのできる地域では教えられる楽曲なのではないでしょうか。
想像するに、富士山の美麗を知らない人(子)には、この曲を理解して歌うことは、案外難しいのかも知れません。
日本も地域性が豊かな国ですから!
面白い記事を、ありがとうございます。
静岡県で横断歩道案内に富士山の歌が使われているのは、流石!と思っています。