私は携帯電話に、スマートフォンの iPhone5 を使用しています。
今年の1月に、機種変更をしてから2年を迎えました。
昨年から、電池のヘタリ具合が気になっていたのですが、電池交換の依頼をすることなく AppleCare の期限が過ぎてしまいました。
高いお金を掛けて電池交換をする上に、電池交換だけでOSがアップグレードされているのは勘弁・・・という想いから、自分で電池交換をしてみることに。
本来、この記事では電池交換の手順等を書くつもりでしたが、
電池交換作業で自分がヘタってしまったので、どんなことをして、どんなふうになったのかだけを書き留めておくことにします・・・(苦笑)。
目次
電池の状態をチェック
まず、現在使用している電池がどんな状態なのかをチェックします。電池の健康診断といった感じ。
Mac を使用しているので、 Mac のアプリを使用します。
使用するアプリはこちら。
coconutBattery
ページ上部の “DOWNLOAD” をクリックすると、ダウンロード先にジャンプします。
そこでDownloadボタンをクリックすると。zipファイルがダウンロードされてくるので、解凍したものを Mac のアプリケーションディレクトリにドロップします。
coconutBattery を起動
最初は “This Mac” が選択されているので、 “iOS Device” をクリックすると、このような画面が表示されます。
この状態で、Mac と iPhone をケーブルで接続すると、以下のような表示がされます。
Loadcyclesがこれまでの充電回数、その上のグラフがバッテリーの健康状態(フル充電で何%充電できるか)です。iPhone 上で 100% 充電できていても、実質的にはこのグラフの分しか充電できないことになります。
ちなみに、これは私の電池交換前の状態ですが、 71.9% に 711 回と、エライことになっています・・・(;´Д`)
そりゃ、ヘタってくるわけだ。。。
まさに健康そのものですね。
ちなみに、新品の電池でも容量が 100% とは限りません。画像のように、100% に少し満たないこともあります。
電池交換作業
交換作業は、こちらのブログを参考にさせていただきました。
作業手順を撮影する余裕がなかったので、作業自体は下記を参考にしてください。
iPhone 5S のバッテリー交換をやってみた – 石井さんの今日要
リンク先は iPhone5S で少し構造が違いますが、大変参考になりました。
電池交換、ここに苦労した
iPhone の解体自体が、保証を対象外とする行為なので実行は自己責任となるのですが、
思い切って実行して「ここに苦労した」というところを書いていきます。
ディスプレイと本体が離れない
本体からディスプレイを剥がす際、ツールキットに付属の吸盤を使用しますが、これがなかなか剥がれない。
ディスプレイが壊れるのではないかと不安になりながら作業をしていました。
本体と剥離しそうになっても、気をつけないとヘラを入れる隙もなくせっかくできた隙間が塞がってしまいます。
中の部品を外しにくい
外すべき部品(ケーブル)は全て金具とネジで固定されていますが、一部の金具が外しにくい。
慎重に外す必要があります。
再び組み立てるときのケーブル
外したケーブルはすべてマグネットで固定されるようになっていますが、組み立てた後で電源を入れた際、ケーブルがうまく接続されていないとディスプレイにブロック状の筋が表示され、またタッチ操作も受け付けません。
使用したツール
iPhoneバッテリーをAmazonで購入すると、出品者によって不良品や中古品を送ってくるなど、あるまじき事態が発生していようですが、
world show さんで購入したら、ちゃんと新品が送られてきました。ご参考まで。
iPhone5/iPhone4/4S対応 iPhoneメンテナンスツールキット「iPhone Tools」[iPhone 分解 修理 工具]
さいごに
Android 端末やフィーチャーフォンは、電池カバーを外して電池を入れ替えるだけの簡単作業で1分で作業が完了しますが、iPhoneの電池交換は3時間ほどかかってしまいました。
電池交換をするのは、心身共に健康で時間にも余裕が有るときにしたほうがよさそうです。
iPhone の以上、電池交換レポートでした(笑)